iPad mini Retina
11月中発売とは言われていたが、事前告知も無しにいきなりApple Storeにて購入可能になっていたiPad mini Retina。
とはいえ、最初は品薄だろうし、レビュー記事を読みあさったりしながら、少し落ち着いた頃に、ボーナスで買えばればいいやと気楽に構えていた。
そんなに急いでどうするのさ。
これでタブレットデビューしようとか言うならともかく、すでに初代iPad miniを持っているじゃないか。
仙道さんも言ってた「まだあわてるような時間じゃない」と。
なーんてな。
そりゃあ買うさ! Retina displayの128Gモデルって、それ去年初代iPad miniが出た時から求めてやまなかったものなんだから。
さて、それではさそっくレビューと行きたいところだが、開封の儀だの外観の比較だの重さだのスペックが云々という話は、きれいな写真やデータ付きで他所様が散々やっているので端折らせて頂き、個人的にメインの使用目的である電子書籍・PDF・自炊本の閲覧について比較していきたい。
写真はすべて左側iPad mini Retina、右側iPad mini。
- 電子書籍(雑誌)
- 自炊(マンガ)
写真ではイマイチ伝わり辛いかもしれないが、やはり細かい文字なんかがぼやけていた初代iPad miniに対して、iPad mini Retinaはクッキリハッキリ見える。
マンガなら横画面の見開き表示でも問題なく読める。雑誌はさすがに縦画面の単ページ表示だが、細かい字も拡大せずにそのまま読める。
感覚的には初代iPadからiPad3に変えた時と全く同じ。やはりRetina displayは偉大だ。
ただ、今回はiPad Airもかなり軽量化されて魅力的になっているので、使用目的に合わせて選択するのも手だと思う。
私の場合、電子書籍を読むのは6インチ・200グラム前後が最適という持論は変わらない。しかしながら、複数の端末を使い分けるのは面倒だし、購読しているMacPeopleやMac Fanは逆に大きい画面の方が読みやすいとも思うので、間を取ってiPad miniが最適なのだ。
また、2013年11月1日から2013年12月25日までの間に、Apple Online Storeで購入した製品は、2014年1月12日まで返品できるらしい。
返品・返金 - Apple Store (Japan)
それを利用して、Airとmini Retinaの両方を買っちゃった方もいらっしゃる様子。
やはり使ってみるのが一番なので、中々良いアイデアかもしれない。店頭だと、触れる範囲も限られてるし、ガキお子様が占領してて触れない場合もあるだろう。
【レビュー】購入迷っている人が多すぎるので『iPad mini Retina』と『iPad Air』両方買ってみました - Moxbit
細かい絵や文字の視認性は、Retina化によって劇的に改善されている。
「中身はiPad2」と揶揄された初代と違い、今回は中身も最新のA7チップが使われ、動作もサクサク。外見が全く変わっていないため、インパクトが薄いiPad mini Retinaだが、正統進化した大満足の逸品に仕上がっている。……値段も進化してるが……。
ちなみに、0.3mmほど厚くなっているため、初代iPad miniの防水ケースが流用できるか心配していたが、問題なく使えた。
知り合いの人は、
こちらのケースを使ってみたが、やはり問題なく装着できたそうなので、iPhoneにあるような、金属製とかのよほどシビアなケースでない限り流用できるようなので一安心。
LIFEPROOF nuudケース購入
LIFEPROOFと言えば、有名なiPhone防水ケースだが、新商品として登場したこちらの商品名には燦然と輝く”nuud”の文字が。ヌード? どゆこと?
その正体は『防水なのに画面を覆う部分がない』という不思議ケースでした。
あふれる好奇心を抑えきれず購入。
通常のLIFEPROOFはフロント全面(フロントカメラ部+液晶部+ホームボタン部)をシートで覆う仕組みだったが、今回のnuudは画面がむき出し。代わりに、画面周りのガラス面との接触部にパッキンが。
背面は透明。本体の色が見えてしまうので、ケースの色とiPhoneの色をあわせないとちょっと変かもしれない。
4sの時に使っていたLIFEPROOFケースでは、なくしてしまいそうで心配だったイヤホンキャップ。このnuudではケースに引っ付いてるので安心。
ホームボタンもハードパーツがついてるのでカチカチと小気味よい押し心地。前のはペコペコしてたもんね。色々細かいところも改良されてる模様。
見た目はゴツくて野暮ったい。
そのゴツさから得られる絶大な安心感。まぁ画面はむき出しなので、画面から落下した先が尖ってたりしたら諦めよう。てゆーかそんな状況を心配するならシャッター付きのもっとゴツいケースをつけるしかないだろう。
注意する点は、画面周りにパッキンをつける構造上、画面のフチが盛り上がっているので画面端のタッチ操作が難しいこと。特に、上下からのスワイプで引っ張りだすコントロールセンターと通知センターが使い難い。片手で持って親指で操作する際は慣れが必要だろう。
防水性能は問題なし。
画面はむき出しだが、一応保護シールが付いてるので、キズの心配はなさそうだ。だがそれ以上に、直接画面にタッチできるので、以前のモデルのようなペコペコした感触がないのが素晴らしい。
あとは値段がもう少し安くなればなー……。
さすがS◯ftBank
久々にソフトバンクのエリアマップを見てみたら、プラチナバンドのエリアがかなり広くなってて驚いた。
とくに、三股越えで日南に向かう222号線沿いがほとんど圏内になってるのがすごい。ドコモ・auの両者も、件のエリアは圏外ばかりなのだから。
……うんまぁ、これが本当ならね。
通常、エリアなんかは「圏内かな? 圏外かな?」という微妙なところは「圏外」とマップ上に表示してるんですよ。たぶん。
だから、エリアマップを見る限り圏外なのに、意外と電波が入る! 嬉しい! となる。A社とD社の場合は。
ところが、ソフトバンクの場合、iPhone3G〜iPhone4までソフトバンクを使い続けた経験から言わせてもらうと、「圏内」と表示しちゃうんですよね。微妙な場所なのに。これがわざとなら詐欺だし、わざとじゃないってんならそりゃ技術力の低さを露呈するだけの話なので、どっちにしろろくなもんじゃあない。
事実、Pocket Wi-Fi買うとき、メインで使う場所が圏内か、店頭で念入りに(ショップ店員が持ってる、web版のエリアマップよりも拡大してエリア確認できる端末で)確認したのに、実際持って帰ってみると圏外で使えなかったもんね!
まぁそんなソフトバンクだから、今回もちょっと鵜呑みにはできないぞ、と。
ちょうど、友達の結婚式に出席するために弟(ソフトバンクのiPhone5持ち)が帰省していたので確認してみた。
A.とりあえず、このエリアマップを見る限り、実家ではLTEが使えるはずなんだがどーよ?
Q.LTE? 3Gなら入るけど、LTEなんて全然掴んでませんがなにか?
うん。相変わらずのようで安心した。
まぁiPhone4時代は3Gもろくに掴まなかったんだから、そのへん多少は良くなってるようだが、やっぱりソフトバンクは二度と使わない。
韓国企業だとかそんなことでとやかく言うつもりはないんだが、この嘘つきっぷりが嫌いだわ、ソフトバンク。
iPodェ・・・
愛用していたiPod 5.5G(車用・80GBモデル)が壊れた。
もともとバッテリーはへたり気味だったし、最近ではフリーズすることが多くなり、強制リセットをかけては騙し騙し使ってきたのだが、とうとうリセットも効かなくなった。
そりゃあなぁ……車で使ってるんだから、振動はあるわ、夏場は灼熱地獄だわで、iPodを扱う環境としては相当なシビアコンディションだったわけで。
そんな状況で5年以上使っていたのだから、むしろ保った方だろう。大往生である。
とりあえず、例(衝動買い)によって埃を被っていたiPod nanoを代役にして急場を凌いでみたのだが、これが思ったより快適だった。
ストレージがHDDであるiPod 5.5Gと違い、フラッシュメモリのnanoは曲送りやプレイリストの切り替え等がサクサクなのだ。
しかし残念ながらその容量は16GB。たったの16GB。
対して、
ワシのiTunes Media フォルダは108GBあるぞ!
まぁ音楽だけなら70GBくらいなんだけど。
ドライブ中に「あ、あの曲が聴きたくなった」と思ったらすぐに聴けないとイヤなのだ。
iTunesライブラリの中身を全部入れないと落ちつかないのだ。
そしてそのためには70GB必要なのだ。
つまりiPod touchでは微妙に足りず、iPod classicが必須となるのだが、円安による価格改定により、アップル製品は先だって値上がりしたばかり。たしか5,000円ほど値上がりして、現在は24,800円。
ぐぬぬ……今更iPod classicに24,800円出すのはなんだか負けのような気がする。
前にも言ったような気がするが、Appleは次世代iPod classicにフラッシュストレージを搭載して下さい。もしくは廉価版iPod touchに128GBモデルを……!
いっそiPod 5.5Gを分解して、壊れた(と思われる)HDDをSSDに入れ替えてみようか。
しかし64GBだと足りないから、128GBを買うとなると、やはり2万強の出費に……諦めてiPod classicの中古でも探そうかなどと考えていたのだが……実は先日までのKindle30%OFFセールで散財しまくったので、新しいiPodを買う余裕などないことに気がついた。
うむ、無い袖は振れない。現状維持だな。
新型Nexus7も出ることだし!(←無駄遣いできなくなった一番の理由)
ファイヤー!
ということで届いたKindle Fire HD(7インチ)である。
賢明なる回転の会ユーザーの皆さんは「またかよ」「どんだけ同じようなの買うんだよ」「だからひとつよこせ」などとお思いだろうが、まぁ落ち着いてほしい。
本当はもうすぐ発表されると噂の次世代のNexus7を狙っていたのだが(どちらにせよ買ってたのかよ)、Amazonさんが期間限定でKindle Fireシリーズの3000円値引きを始めたものだから、その、なんだ……ついね?
以前購入したポケタブ6はサイズ・重量ともに電子書籍を読むには最適だった。だが、安物だけあっていかんせんスペックが低すぎた。動作が重くて我慢がならぬ。
というわけで、まだ見ぬ新型Nexus7が軽量化されてることを祈りつつ、その発表を心待ちにしていたのだが、そんな矢先のKindle Fire値下げの報である。しかも期間限定。
Kindle Fire HD(32G)とNexus7(32G)の価格差が5000円。
それなら色々とAmazonに縛られてるKindleよりもNexusだろうというのが持論だったのだが、さらに3000円引きでその価格差は8000円に。一番お高いKindle Fire HD(32G)がなんと16800円で買えてしまうのだ。そりゃあ心も揺れる。ちなみにiPad mini(32G)だと42800円。2台買っても釣りがくるわっ!
「いつ買うか? 今でしょ!」とベタなこと考えながら(というか口に出してた)購入ボタンをクリック。欲しいと思ったら、わずかワンクリックで購入成立してしまうAmazon恐るべし……まさに悪魔のシステムよ……いや、まぁ実際は3000円割り引きクーポンを適用したりとワンクリックじゃあなかったんだけどね? そんな気分なわけでさぁ。
というか、iPad miniはもう容量がいっぱいいっぱいなのさ。
Kindle、Kinoppy、Book☆Walkerで購入した電子書籍を始め、自炊した本のデータにアプリ多数……64Gじゃあ足りませぬ。とてもとても。
現状、読み終わった電子書籍は容量の大きいマンガ系を優先して削除してるし、自炊データもその都度読みたいものを取り込み、やはり読み終わったら削除している。アプリにいたってはDropbox等のクラウドサービス系と辞書以外はほとんど消した。ゲーム? FF5しか入ってませんがな。
なのでこの度、Kindle Fire HDを先に挙げた3ストアで購入した電子書籍専用端末。iPad miniを自炊本専用端末として使い分けることにしたのです。
ちなみに、Kinoppy、Book☆Walkerの2つのアプリは、正規の方法ではKindle Fireにインストールできないので、こちら参考にした。
Kindle Fire HDにAmazonアプリストアにないアプリをインストールする方法。 - Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net
ルート化せずに、電子書籍専用と割り切り、余計なアプリを入れて動作自体が重くなることを避けたかったので、この方法は渡りに船だった。
あとはまぁapkを直接ダウンロードすれば簡単にインストールできるのだが、なんか野良apkとか良くわかんなくて気持ち悪いのでやめておいた。
さてさて、そんなKindle Fire HDには、AndroidのカスタムOSが搭載されている。
そのカスタム具合を甘く見ていたので、最初は普通のAndroid端末とあまりに違う使い勝手に混乱してしまった。
まずホーム画面が違う。
1番上に、お買い物 ゲーム アプリ 本 ~ と並んでいるのが各カテゴリのメニュー。
2番目に並ぶのが、Windowsなんかでいうところの『最近使ったプログラム』。
3番目に表示されてるのが、2番目中央に表示されてる本やアプリ(画像では電子書籍「魔王」)に関連する商品。
メニューからアプリを選択すると、
このようにインストールされてるアプリ一覧が表示される。
ちなみに写ってる16個がインストール済みの全アプリ。余計なアプリは入れない。
内半分の8個はプリインストール。残りの内訳は、
1.ドルフィンブラウザ
2.BOOK☆WALKER(電子書籍)
3.Fast Reboot(タスクキラー)
4.Kinoppy(電子書籍)
5.Evernote
6.Drop Box
7.SugarSync
8.メモリーブースター(メモリ管理)
となっている。
そしてにメニュー本を選択すると、
このようにKindleストアで購入した電子書籍が表示される。
肝心の使い勝手だが、さすがにNexus7と並び、iPad miniの対抗馬として挙げられるだけあって、中華パッドとはまるで違う。画面も綺麗だ。
しかし、iPad miniに比べると、BOOK☆WALKERやKinoppyでページめくりの際に読み込みがもたつく。他にも全体的に動作が重く感じる。あくまでiPad miniというかiOS製品に比べての話であって、Kindle Fire HDは十分満足できるレベルの出来ではあるのだが……ここは素直にアップルを褒めるべきなのだろう。
あと、わかっていたことだが、やはりKindle Fire HDは(物理的に)重い。かなりズッシリくる。もっと軽くするにはやっぱりコストがネックなんだろうなぁ……。
さぁて、秋頃には新型iPad、iPad mini、Nexus7が発表されるだろうが、今度こそ我慢せねば……(と毎回言っている)。