読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

戦国時代

現在使っている電子書籍ストアは主に4つ。

紀伊國屋書店BookWeb

紀伊國屋書店BookWeb、本、洋書、洋古書、海外マガジン、電子書籍、PCソフトダウンロード


いまイチオシなのが紀伊國屋書店BookWeb(ビューアアプリはKinoppy)。
特筆すべきは安心感。
日本の電子書籍はまだまだガチガチのDRMDigital Rights Management】固め。
専用の端末・アプリでないと、購入したコンテンツ(本)が見れないのが常であり、紙の書籍と違い、購入したからといって現物が手元に残るわけではないので、そのサービスが終了した場合、それまでに購入したコンテンツの扱いがどうなるのか? という不安が付きまとう。

PSP コミック配信が終息。購入は9月まで、再DLやビューア提供も年内終了 - Engadget Japanese

ソニーですらこうなのだ。電子書籍元年(元年が2〜3年続いたような気がするが)などと謳いながら乱立した、有象無象の電子書籍ストアの未来など推して知るべし……。
ってゆーかソニーにはソニーリーダーがあるんだからそっちと統合しろよ。ユーザー舐めてんのか。


その点、紀伊國屋書店BookWebはマルチデバイス対応をウリにしており、一度購入した本はiOS、Android、WindowsPC、Macとついでにソニーリーダーでも読めるというから素晴らしい。
このマルチデバイスに懸ける姿勢こそが、将来的に上記のデバイスが衰退し、新しいデバイスが台頭してきても、引き続きそれらに対応してくれるだろうという期待を抱かせるのだ。
もし、残念ながらサービス停止の憂き目にあったとしても、そこは紀伊國屋書店。購入済みコンテンツに関しては、他のサービスへの引継ぎなりの救済措置というか、その辺はちゃんとやってくれるだろう安心感がある。


正直なところ、マルチデバイスを謳いながら、初期のKinoppy for PCは実用に耐える物ではなかった。
ビューアは「まぁ読もうと思えば読めなくもない」程度のお粗末なもので、動作が重く、フォントはギザギザ。さらにマンガ等は対応しておらず、開こうとすると「iOS、Android端末でご覧下さい」などと言ってくる始末。
これは精々本棚の整理程度にしか使えないなと諦めていたのだが、幾度かのアップデートを経て、いつの間にやらマンガに対応して、小説もキレイに表示されるようになっていた。
これならばマルチデバイスの謳い文句に偽りなし! と最近の紀伊國屋書店BookWebに対する評価はうなぎ登りだ。

冲方丁作品を買いそろえてみたり、「そう言えばもう魚人島篇は終わってるよな」とワンピースのコミックスをまとめ買いしてみたりと使いまくり。

ちなみに、ジャンプコミックスの電子版にはモノクロ版とカラー版の2種類販売されてる作品があり、モノクロ版は紙書籍より50円ほど安く、逆にカラー版は高くなっている。
モノクロ版といいながら、iPadやPCといったカラーに対応した端末ならば、表紙などはちゃんとカラーで表示される。『紙の書籍と同じように読みたい』ならばモノクロ版で充分ということだ。じゃあカラー版って何がカラーやねん? と思うだろう。俺はまたてっきり本誌掲載時のカラーページなんかがそのまま再現されてる『完全版』みたいなものだと思っていたが、無料お試しを見てみると、どうやら全編カラーになってるようだ。モノクロでの掲載を前提に書かれた漫画に無理矢理色を着けるとか……せめて作者自ら色を塗ってるならいいのだが、あの(・ ・)尾田栄一郎にそんなヒマがあるはずも無く、正直高い金払ってまで違和感のあるカラー版を読むメリットが見出せなかった。


ひとつだけ惜しいのがストアの表示方法。サービス元が紀伊國屋書店なので、電子書籍だけでなく紙の書籍も検索に掛かるのだ。
もちろん電子書籍のみ検索といったフィルタ機能もあるにはあるのだが、使い勝手はイマイチ。
また、iOSのアプリ内ストアで書籍を購入する場合、書籍の販売形態や価格などがAppleに制限される場合がある。

↓アプリ内ストアから購入する場合。


↓PCのストアから購入する場合。

と、このように同じ書籍を同じストアで購入するのに価格差が生じることがある。
これは紀伊國屋だけに限らず、アプリ内ストアのあるサービスならどこでも発生する問題で、Kindleなんかは最初からアプリ内での書籍の購入は出来ないようになっている。(※Androidは別)
こういった事情が絡んでいるせいか、欲しい電子書籍を検索すると、PC・Android版のストアからなら見つかるのに、iOS版Kinoppy内のストアからは見つけられない書籍が何点かある。
かといって、上記のようにPC版ストアは使い勝手が悪かったりと、他は満足できるレベルに達しているだけにストア部分だけどうにも煮え切らないのが残念なところ。
今のところは、iPadからアプリを使わずにsafariでPC版ストアにアクセスし、右上の『スマートフォン版はこちらへ』に入っていくと良い。たぶんアプリ内ストアは廃止の方向になるんじゃないかなぁ。


■電子書籍ストア BOOK☆WALKER

電子書籍ストア BOOK☆WALKER


サービス元が角川なので、その系列のラノベ関係が強い。てゆーかラノベって大半が角川系列だよね。
本棚機能に壁紙を用意したりと、ラノベを購入するような層のオタク心を刺激する販売戦略が憎いヤツ。
しかしビューアが貧弱で使い難く、他の電子書籍アプリでは当然のように搭載されている「栞」や「同期」がないため、一応オートセーブ的なもので既読ページを覚えているものの、メモリ不足なりでアプリ自体が落ちた場合は、1ページから書籍を開き直す必要があったり、外ではiPhone、帰宅したらiPad miniで続きを読む――なんて使い方が出来ない、なんというか垢抜けてないアプリが不満だった。
最近その辺りを強化した新アプリをリリースしたものの、実装されたのは「栞」と「同期」くらいなもので、iPhone5の4インチ画面に対応したかと思えば、単に上下に余白を入れただけだとか、なんかもう、やる気あんのかと。実はツッコ待ちなんじゃないかと思うお粗末な出来だった。

他のアプリでも見受けられる、一部ラノベの見開きイラストの表示がおかしい問題などに取り組んだり、KinoppyのようにPC向けビューワソフト『BOOK☆WALKER Viewer for PC』を近日公開予定だったりと、将来的には良くなりそうなのだが、現状では他より1歩2歩遅れてる。
すでにBOOK☆WALKERでも結構な数の電子書籍を購入しているので、是非ともビューア周りは頑張って改善してもらいたい。


Kindleストア

Amazon.co.jp: Kindleストア

電子書籍の黒船と呼ばれ続けたKindleが遂に日本上陸。しかし書籍の価格は他社の右に倣え状態だった。
しかし秀逸なストアが他社の優位をぶっ飛ばした。
ストアといってももちろんアマゾンなんだから、アクセスするのはいつものAmazon.co.jpなわけだ。
その「いつものアマゾン」が全てだと言える。そう、あの「いつもの1クリック」で書籍が買えてしまうのだから便利でたまらない。

しかも電子書籍最大のネックとも言える検索が快適そのもの。
検索した書籍が電子化されていない場合、『検索した電子書籍はないよ。でも紙のはあるよ』と表示される。これが分かり易い。

電子書籍しかないストアだと、検索した書籍が電子化されていない場合、単に「キーワードに該当する商品は見つかりませんでした。」という検索結果が返ってくる。これだと、もしかして検索の仕方が悪いんじゃないかと不安になるのだ。結果、作者の姓名の間に空白を入れてみるとか色々試して、やっぱりないのかと意気消沈する(´・ω・`) そんな手間が省けるシンプルさってのは大事だよ。

さらに、Kindleの場合は電子化のリクエストもワンクリック。

これはユーザーとアマゾン双方にメリットのある凄いシステムだと思う。
他のストアでは専用のフォーム(メール)から電子化して欲しい書籍のタイトルや作者名などを書き込んで送る必要がある。当然、それらを入力するユーザーも手間だし、受け取ったリクエストを処理する方も手間だ。
その点アマゾン形式なら、ユーザー側の手間はワンクリック。


書籍を検索
 ↓
まだ電子化されてません
 ↓
そのまま、検索結果から紙書籍のページを開く
 ↓
なんだよー早く電子化してくれよーヽ(`Д´)ノと言いながらリクエストボタンをポチッとな


楽すぎる・・・! これだと「まずはKindleで探してみよう」という気になる。
現状では、マルチデバイスでPCでも閲覧できる紀伊國屋がイチオシだが、Kindle for PCが日本版ストアにも対応したら、Kindleに乗り換えるかもしれない。


■電子雑誌書店 マガストア

いつでもどこでも電子雑誌が読める | 電子雑誌書店 マガストア

iOSでの電子書籍ストアとしては老舗のはずなんだけど、あっという間に他に抜かれていった不憫な子。まぁでもこちらの取扱は雑誌系なので、棲み分けできているのか頑張って生き残っている。
俺的にはMac Fan&MacPeople専用ストア。
あとはこんなのを買ってみたり↓





雑誌専門と割り切ってるマガストアは別として、将来的に「あの本はこのストア、あの本はあっちのストア……あれは……どこで買ったんだっけ?」みたいなことは避けたいので、さっさと機能とラインナップを充実させて一つに絞らせてくれ。
個人的には、iPad miniを買ってもやっぱりKindle Paperwhiteが気になるので、Kindleに頑張ってほしい。