2016年買って良かったもの

こういうのって年末とか年明けすぐに記事にするものじゃないかなと思いつつ。


第5位 『ガス火用ふっ素ミルクパン』

ニトリで購入。どうせIHで使うことはないだろうと、一番安いガス火用をチョイス。同じミルクパンでも、ホーローの方が見た目も良いのですが、鍋やフライパンは消耗品、焦げ付くようになったら買い換えるが吉と習ったので、一番安いものに。
一人分の汁物やインスタントラーメンを作るのに重宝します。あんなに焦げ付きまくってたのに、なぜ俺は100均のゆきひら鍋を頑なに何年も使っていたのだろう……。
とりあえず人参、じゃがいも、玉ねぎ、もやし辺りの野菜は切らさないようにしてるので、その日の気分で味噌汁にしてみたり、オニオンコンソメスープにしてみたり、ガッツリ野菜が食いたい、でも料理面倒くさいって時は、適当に野菜を切って煮込んでカットトマト缶をぶち込んでコンソメと塩コショウを振ってやればあら不思議、味もそれなりで腹にもたまる野菜スープが簡単に出来上がり。

調理器具に関する知識が、「ミルクパン? ミルク味のパン?」程度だった人にとって、この小さな鍋の利便性は目からウロコだったのです。

ちなみにニトリの鍋用ふたは16cm~なので合いません。適当に他所のホームセンターで見つけた14cm鍋用ふたを使用してます。



第4位 『iPhone7』

Apple(日本)

「今度こそ長く使う。せめて2年使う」と言いながらも、3G以降毎年買い換えてきたiPhone。何気に日本発売機種コンプリート。
去年iPhone6sを買った時は「ようやくメモリが2Gになった。動きがサクサクで、新色ローズゴールドも綺麗だ。だから買い換える。大丈夫、今度こそ2年使うから」と言い訳していた。
今年は「防水・防塵、FeliCa、超便利」と、もはやカタコトのコメントしか吐かなくなった。
自分自身も騙せないような嘘は、聞いてるほうを不快にさせるって先生も言ってた。だからもう先に言っとく。俺、次のiPhoneも買うよ!
次は無接点充電か、はたまたUSB3.0対応Lightning(もしくはUSB-C)ケーブルだろうか。


第3位 『CCP 【LAQULITO】 自動ロボット掃除機 CZ-920-GD』

初めてのロボット掃除機は、8,000円くらいで買ったメーカーもよくわからない、動きもランダム、センサーもないので壁にガンガンぶつかり、充電が切れるまで動き続けるという鉄砲玉のようなやつでした。家具の下に入り込んだところで電池切れになり、どこに行ったと探したこともしばしば。
そんなアホっぽいとこもかわいく思えたものですが、バッテリーがヘタり、最初は60分程だった稼働時間も、1年も経つと30分くらいになり、ベッド下奥深くでバッテリー切れになっているのを回収する煩わしさが「アホかわいいよね」とかいう感想で誤魔化しきれなくなってきたので、新しいロボット掃除機購入を決意。

新しいロボット掃除機に求めたのは帰巣本能。とりあえず自分で充電台に戻る機能は必要だと。むしろ他の機能は別にいらねぇやと探していたところで見つけたのがこの『LAQULITO CZ-920-GD』。セールで19,800円。

重宝しているのはやはり自動充電機能。あとは時間指定の自動掃除機能。
このふたつの機能のおかげで、毎日勝手に掃除・充電してくれます。基本ほったらかし。あまりにほったらかしすぎて、ダストケースがいっぱいになっても気付かないことも(ちゃんと確認しましょう)。毎日健気に頑張ってくれてます。でもうちに来た人なんかに紹介するときは「ルンバもどき」。ラクリートとかCCPとかいってもわからないもんね。

こいつのために、うちはカーペットやラグの類を置いていません。ベッド下も収納に使ったりせず空けており、家具類もできるだけロボット掃除機が入り込めるよう10センチほど上げて設置してるので、冷蔵庫とテレビ台の下以外はホコリもたまらず快適です。
ただ、低い段差の感知は苦手らしく、よく玄関で引っ掛かり動けなくなっていたので、落ちないようにひと工夫必要です。次に買うときはバーチャルウォール的な機能も付いたものが良いかも。

もうひとつ気を付けておきたいのが、自動掃除機能。
これは、掃除する時間を指定できるものではなく、充電台側についてる「自動掃除ボタンを押した時間になると掃除を始める」という仕様で、コンセントを抜いたり、停電なんかになるとリセットされます。基本的に留守の間に掃除させているので、自動掃除時間がリセットされても中々気付かない可能性があります。



第2位 『BALMUDA The Toaster』

バルミューダ株式会社

以前は、たまに食パンを購入しては、傷まないうちにと半ば義務のように毎日食パンを消費したり、あるいは諦めて冷凍保存したまま、いつ購入したかも忘れてしまうほどの月日が過ぎてしまったりしていたのですが、今では基本冷凍しつつ、食パンの在庫を切らさないよう気を付ける日々です。


トーストが美味い。
シンプルにバターだけで美味い。
チーズトーストも美味い。
マスタードを塗り、カットトマトの上にチーズを乗せて焼くだけでちょっとしたピザ気分で美味い。
アスパラと卵のパルメザンチーズトーストは至高のメニューだと思う美味い。


バルミューダの公式サイトにあるレシピを眺めてるだけでなんだか楽しくなってきて、あれ作ってみよう、これも作ってみようと、料理なんてろくに作ったこともないくせに、やたら調味料が充実しつつある我が家のキッチン。
あと、冷凍した食パンを焼く場合、タイマーを1分長く設定するだけと簡単なので、冷凍保存できて在庫管理が楽です。まぁ買った当初は感動のあまりトースト食いまくって、冷凍するまでもなく賞味期限内に消費してましたが。

正直、このトースターが発表された時は「なんでトースターw そんな高ぇトースターわざわざ買わねぇよw」と一笑に付したものですが、絶賛するレビュー記事を見かけるたびに購入意欲が高まり、ついに辛抱たまらず買ってしまいました。
ぶっちゃけ、バルミューダ製品は扇風機よりも空気清浄機よりもこのトースターが一番満足度高いです。



第1位 『Anker HomeVac Duo (2-in-1 コードレスサイクロン掃除機)』

以前は3,000円くらいで買った、ツインバードのスティック型掃除機を使っていました。
初のスティック型掃除機で、ホースがないだけでこんなに快適になるのかと感動しながら掃除したものです。
が、人は慣れる生き物。今度はコードの取り回しが煩わしくなり、次第にクイックルなどに出番を奪われ、すっかり埃を被っていました。掃除機なのに。

そんなある日、アマゾンのAnkerセールでAnker HomeVac Duoが9,900円になっていました。
どちらかというと、人気なのは同じくAnkerのロボット掃除機の方でしたが、機能的にあまり変わらないルンバもどきをすでに所有していたので、コードレス掃除機のAnker HomeVac Duoを購入。

届いたAnker HomeVac Duoを組立てて最初に思ったのは「重い」でした。
重量は約2.5kgと、ツインバード製のスティック掃除機の倍近くあります。が、まぁ使うときはタイヤで転がすので問題ありません。
吸引力は結構強いです。コードレスなのであまり期待していなかったのですが、これは想像以上でした。コードレスといえば安物のハンディタイプ(それも結構古い)しか使ったことがなかったので、イメージと全然違って驚きました。今時の家電は凄いね。

そしてなによりコードレス。この恩恵は計り知れません。
一人暮らし、フローリングのワンルームで、仕事に出てる日中にルンバもどきが毎日働いているので、休日などに本格的に掃除するときを除くと、なにかをこぼした時なんかが主な出番となるわけですが、これがもう便利。コードレスなので、サッと充電スタンドから取り外し、こぼした箇所に持ってきて吸い込み、スタンドに戻す。もうね、この流れが快適なのですよ。

バッテリーの持続時間もあるので、広い家には向かないかも知れませんが、一人暮らしなら持っていて損はない一品。