書籍を電子化

■裁断機PLUS PK-513Lで雑誌を裁断してScanSnap S1500Mで取り込み、Dropboxで共有してGoodReaderでiPhoneに入れてみた!!


「書籍」と書くとなんだかお堅い技術書や参考書などを思い浮かべてしまう俺は想像力が貧困なのだろうか。
昨年、iPhoneを手にしてからこの手のエントリーに心惹かれ、年末辺りには家にあるマンガの山を電子化して処分してやろうと決心したのだが、ミッションの要たる裁断機を買う金が無いためやる気だけが空回りしている。
「あの辺りの本が片付けば部屋がすっきりするぜ……」と捕らぬ狸のなんとやらで未来の自室の様子を夢想しては一人悦に入っているのが現状だ。


正直、年に一度読むかどうか分からないマンガなんて処分しても問題ないと思うのだが、「不意に読みたくなったらどうしよう」と思うと手放すこともできず。
片付けが上手い・モノに執着がない人は、よほど気に入ったモノしか手元に置かない。読み終わったら即売る。また読みたくなったら買う。というくらい思い切っているそうだ。
最近では、あまり読書に時間がとれないため、この『売買』の部分を『レンタル』に置き換えて、よほど気に入ってる作品以外は惰性で続巻を買い続けるのを止めた結果、本棚を圧迫するペースと積み上げられる未読本の高さが劇的に減ったので、この決断は正解だったと喜んだのだが、それは『増える』ことを抑制しただけであって、『減る』ことは無かった(当たり前だが)。


しかし減らすといっても、「寄生獣」や「うしおととら」みたいな有名作品なら一度手放しても再購入は容易だし、レンタルにだって置いている。だけど「ランポ」とか手放したら絶対二度と読めねーよ! 10年以上前の作品てんとう虫コミックスだぜ!? てゆーか知ってるやついるのかよと言いたい。無理無理無理、これを処分とかあり得ない。そも、マンガはまだレンタルの可能性があるが、小説は無理だろう。


俺の手持ちの本で一番スペースを占めているのは「ジョジョ」で、次点が「コータローまかりとおる」。そのあとが少し落ちて「沈黙の艦隊」と、古くはあるが超有名作品なのでレンタルには余裕で置いてある。しかしその次に多いのが「デルフィニア戦記」を含む茅田砂胡作品。最新のクラッシュブレイズシリーズまで集めているためかなりの巻数になっているが、俺は小説のレンタルなんて見たことが無い。しかも「デルフィニア」は時間が出来たら是非読み返したいと思っている作品なので、なおさら手放せない。


処分したい。でもまた読みたくなったとき手に入らないかも。
そんな答えのでない葛藤を抱えている時目にしたのが「書籍の電子化」だった。
PCの画面で読むことに抵抗は無いし、iPhoneで持ち歩けるのも便利だ。
さらに、最近では手順もテンプレ化されたのか、この手の記事を見かける機会も多くなり、俺もやるぞと気炎を吐いていたのに先立つものが無い……(´・ω・`)
誰か親切な人が5万くらいくれないものか。そうすれば目処が立つのに。