iPad予約受付開始
さて、5月28日の発売を控えて、とうとう日本でもiPadの予約がApple Storeにて受付開始された。
ただし、Apple Online Storeで販売されるのはWi-Fiモデルのみ。
Wi-Fi+3Gモデルが欲しい場合は、直営店のApple Storeまたは通信事業者、つまりSoft Bankで買わなければならない。
しかし、Soft BankのWi-Fi+3GモデルはSIMロックが掛かっているため、あとから他キャリアからデータ通信プランとマイクロSIMが提供されても後の祭り。
docomoがマイクロSIMを出すって言ってたから期待していたのに、実に残念な話だ……。
一方で、Soft Bankの料金プランはどうなっているかと言うと、定額で4,410円/月とAT&Tに比べるとやや割高。ただし、2年縛りを受け入れるなら、得意の月月割で-1,500円され、2,910円となる。使わない月でも一律2,910円払わないといけないが。
ならばとプリペイドプランを見てみると、こちらは月月割が適用されず、4,410円となる。しかも何故か通信容量に1Gまでと上限が設定されている。1Gってのは3Gでバリバリ動画サイトやらを見ない限り早々達するものではないかもしれないけど、4,410円も払って上限があるというのは何となく気持ち悪い。
docomoには遅れてでも頑張ってiPad用のプランを出して欲しい。
iPadが発表された当初は、「iPhoneもMac Bookも持ってる身としてはそれほど必要じゃない」と言っていたが、アメリカで先行発売され、多くのiPhone系ブロガーが代理購入で、あるいは直接アメリカまで出向いて手に入れたiPadに関する記事を見るうちに、ものの見事に物欲が刺激されてしまった。
俺は今、モーレツにiPadで本が読みたい!
最近、書籍を電子化で書いたように、手持ちの本をぼちぼち電子化し始めたのだが、これがさすがにiPhoneだと『快適』には読めない。
PCならサイズ等文句なしに読めるのだけど、ゴロ寝したりリラックスした姿勢で読むのにはやや難がある。
そこにiPadが颯爽と登場するわけですよ。サイズといい、取り回しといい、実に理想的な電子ブック用ハードと言えよう。
寝転がって使うにはやや重いとの感想もちらほら見受けるが……。
PCより出来ることが限られ、スマートフォンより携帯性に劣る、中途半端なデバイスとの声も多いが、果たして言うほど中途半端なものだろうか?
そりゃあ、PCで出来ることとiPadで出来ることを箇条書きして比較すればその差は歴然だろうけど、すべてのユーザーがPCを十全に使いこなしているワケじゃあないだろう。
webの閲覧とメール、ゲーム。これらは非常に軽快で快適。App Storeに登録されているアプリは多岐にわたり、これからも増えていくだろう。
正直、iPadを手に入れたら、自宅のPCは母艦としての役割以外には、何かを印刷するときくらいしか使わなくなるんじゃないかと思っている。
しかし、だからこそ残念なのが、iPadもiPhoneやiPod同様に母艦となるPCやMacが必要だということだ。
このあたりの問題は、クラウドサービス関係の充実に伴って進歩していくのだろうから、「将来に期待」程度に止めておこうと思う。
てゆーか高い金払ってるんだから、『Mobile Me』でどうにかしてくださいAppleさん。マジで。